ICT化について知ろう!現場での有効なAIの使われ方とは?

2022.05.02掲載
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こんにちは。大阪介護転職ネットです!

最近介護現場でよく聞く言葉のひとつに「ICT化」がありますね。皆さんもこれまでに何度か聞く機会があったのではないでしょうか。

 

介護現場のICT化とは、具体的にどんなことなのでしょうか。また、今後どのように進むのでしょうか。

 

現在、多くの介護現場で抱えている一番切実な問題が人材難ではないでしょうか。人材を確保するのが最優先課題ですが、同時に、如何に業務を効率的にしていくかという課題があると思います。

 

この人材確保と効率化という課題には、各事業所はもちろん、国も様々な取り組みをしている最中で、そのペースを加速させています。これらの事業所や国の動き、取り組みには、今後の介護福祉業界の命運がかかっていると言っても過言ではないと思います。

 

 

今回は、「介護現場におけるICT化」について改めて以下の3つの観点から考えてみたいと思います。

 

1、ICT化とは何か

2、どのような時にICT化が有効か

3、ICT化のどんなところが業務効率になるのか

 

以上の観点から現場目線でICT化を再認識し、ICT化が利用者さんの安心感にどうつながるかというようなイメージが、皆さんがこれまで培ってきたご経験とリンクして整理ができるのではないかと思います。

 

また、皆さんのそれぞれの現場で新しいアイデアなどがひらめくのではないでしょうか。

 

そして、介護現場のICT化を整理する時間がなくストレスを感じている方や、職場のスタッフさんなどに説明できる助けになれば良いなと思っています。

 

 

  • ICT化とは何か

 

ICTとは「Information and Communication Technology」の略で、一般に「情報通信技術」と訳されています。

 

介護現場でのICT化というと、介護ロボットと連想する人が多いと聞きますが、介護ロボットという言葉そのものに誤解が生じていますので、今回はその誤解を解くところから始めたいと思います。

 

介護ロボットの知識を十分に持っている方は少ないと思います。そもそも「ロボット」という言葉自体の理解が十分ではないからだと思います。

 

皆さんは「ロボット」という言葉から何を連想するでしょうか。人間と同じような姿形をした機械がまず頭に浮かぶのではないでしょうか。

 

厚生労働省のロボットの定義は以下の通りです。

 

1.ロボットの定義とは、

  • 情報を感知(センサー系)
  • 判断し(知能・制御系)
  • 動作する(駆動系)

この3つの要素技術を有する、知能化した機械システム。

2.ロボット技術が応用され利用者さんの自立支援や介護者の負担の軽減に役立つ介護機器を介護ロボットと呼んでいる。

参照:介護ロボットとは – 厚生労働省
https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/var/rev0/0119/7605/kaigo23.pdf

 

「ロボット」とは、センサーで情報を感知し、判断し、動作する、という3つの技術を有する機械システムだと説明されていますね。介護業界では、利用者さんの自立支援や介護者の負担の軽減に役立つ介護機器のことを総称して介護ロボットと呼んでいます。

 

介護ロボットの例には、腰の負担を減らすことを目的とした装着型パワーアシストや、利用者さんの移動の負担を減らす歩行アシストカート、自動排せつ処理装置などが挙げられます。

 

他にも入浴支援ロボットという装置もあり、高齢者が浴槽に出入りする一連の動作を支援する介護ロボット機器のことで、高齢者が1人で操作できるものもあります。

 

また、見守りコミュニケーション支援ロボットというものもすでに活用されていますね。センサーやライブ通信機器を備えていて、センサーによって利用者さんの健康状態や行動、転倒転落などを感じ、遠隔から確認することができます。

 

ベッド脇にセンサーやセンサーマットを設置して、利用者さんがベッドから起きて一人で歩き出した際に、いち早く支援に入れるように使用したり、ベッドにセンサーを連動させて睡眠状態や呼吸の有無などを遠隔で確認するということもだいぶ浸透してきています。

 

2、どのような時にICT化が有効か

 

現在すでに場面場面で様々な介護ロボットが使われていますが、高齢者とコミュニケーションをサポートする機能を備えたロボットというものもあります。近い将来は、介護ロボットが高齢者の皆さんと歌を歌ったり、会話をしながら見守りしているという光景が見られるかもしれません。

 

しかし、ロボットに人間の気持ちが理解できるのか、という疑問を持つ方もたくさんいらっしゃると思います。ロボットには感情がありません。この感情がない所がみそで、ロボットには機嫌の良い悪い、調子の良い悪いがありません。ロボットはいつも同じレベルを保ったままパフォーマンスできます。

 

また、日々学習し進化していきますので、相手の言葉によっても反応を変えることができます。スタッフの調子が悪い時にそばにいて、楽しい話をしたり、陽気な音楽を流してくれるなどサポートしてくれるようになれば、使い方によっては施設の雰囲気やその場の空気を改善してくれるのではないでしょうか。

 

人がロボットの使い方を工夫することで、人とロボットとの業務の融合は、現場をより良くする効果があり、それは絶大だと思います。

 

見守り機能や音楽、レクリエーションを提供してくれるロボットは、入所型の施設でもデイサービスなどでも有効な活用ができるのではないでしょうか。

 

3、ICT化のどんなところが業務効率になるのか

 

普段、記録にかかる時間もバカになりませんね。

これまで現場で行った介護を、事務所に戻って紙に書いて記録することが当たり前でした。

ここ数年は現場にスマートフォンやタブレットなどを持参し、その場で業務を選択するだけで記録できるようになりました。

利用者さんに目を配りながらスマートフォンに音声入力するということもできるようになりました。既に少しずつではありますが、ICT化が進んでいるということですね。

これらも業務の効率に絶大な効果をもたらすICT戦略ですね。

 

 

以上、介護現場のICT化についてざっとご説明させていただきました。ご覧になられた皆さんが、業務効率など、現場でできることがイメージできたら嬉しいです。

 

厚労省は、昨年2021年の8月から、介護ロボットの導入推進に向けて、ロボット研究チームを介護現場に派遣し、介護現場の声をロボット技術開発チームにフィードバックする取り組みを各地で行っています。

 

これからどんどん新しい技術や、今まで使用してきたICT 機器がさらに進化する時代に直面していくことになるのではないかと思います。

 

おそらく数年後の介護現場での会話の中に、「以前は手間も時間もかかる業務だったね。」というような言葉が交わされるくらい、今とは違った風景になっているのではないかと想像できますね。

 

また、介護ロボットは、場面によって人と人との接触を減らします。ウイルス感染予防にも効果があるとされています。

 

ここまで、介護ロボットのメリットをご説明いたしました。しかし、一方では、人間である、介護の専門家の介護福祉職の皆さんにしかできないことを忘れずに追及していくこともとても大切だと思います。

 

知り合いのお医者さんから聞いた話ですが、「人間は触れてほしいという本能がある。人間が持つ五感の中で、最初に獲得するのが触覚である。人間が初めて手に入れる感覚が触覚で、特に1,2歳の時期にたくさん触れるという行動をすることが、その後の心身の成長にとても大きく影響してくる。」ということです。

 

「年をとると赤ちゃんに返る」ということがよく言われますが、高齢になっても触れるという行動はとても重要なことは介護福祉職の皆さんは実感されているのではないでしょうか。

 

認知症の方が手を握られると落ち着いて、安心して眠りにつく、ということがあると思います。この「触れる」ということで精神を落ち着かせるのは、介護ロボットにはできません。人だからできることですね。

 

今は感染症で触れることに制限を設けなければならない状況が多いですが、触れるということは大切なことなので、面会制限を余儀なくされている現在の状況は、思うように面会できないお年寄りの方や、ご家族は本当に気の毒だと思います。

 

 

~まとめとして~

これから介護ロボットが今以上に現場に入ってくると思います。効率の良い仕事を選びながら、大切にしていきたいことは、ロボットの機械力を借りた介護や事務作業などで浮いた時間を、お年寄りとふれあう時間に使っていき、利用者さんはもちろん、スタッフの皆さんがより良い日々が送れることを願ってやみません。

 

介護現場のICT化は積極的に受け入れていくべきだと思います。ロボット導入、人工知能の導入は、人が必要ないというツールではなく、スタッフの皆さんが、幸せでゆったりとした時間を増やすため、そして楽しくワクワクする空間を作るためのツールだと思っています。

 

関連お役立ち情報もご覧ください
仕事の消滅は始まっている?!AIテクノロジーの進化で介護職はどうなる?
https://osaka-kaigo-tensyoku.net/information/info-115871/

『介護職はいらない!』は?なに言っちゃってんの?? 寝言は寝て言え、ひろゆきさんよ。
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