★★朗報★★|新薬「レカネマブ」の最新情報ついて解説!副作用や注意点は?

2024.03.04掲載
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こんにちは。大阪介護転職ネットです。

 

今回は、アルツハイマー病の治療薬として開発された新薬「レカネマブ」について、最新の情報をお伝えします。

前回の記事では、レカネマブの特徴や具体的な作用、投与可能な対象者などを詳しく解説しました。認知症の種類にも触れており、原因や症状の違いを分かりやすくまとめています。

 

まだ読まれていない方は、こちらを先にご覧ください。

認知症が治る?介護者の負担を軽減させる新薬「レカネマブ」を徹底解説 

 

 

 

 

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   新薬「レカネマブ」とは

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はじめに、新薬レカネマブについて、少しだけ簡単におさらいをしますね。

レカネマブとは、アルツハイマー病の治療薬のことで、アルツハイマー病の原因とされる、アミロイドβというタンパク質の蓄積を抑制する作用があります。

認知症に関して、病気の原因に直接アプローチを図る治療薬は“世界初”ということもあり、メディアなどで多くの注目を浴び、話題となりました。

 

 

そして、新薬レカネマブは、昨年の2023年12月20日。販売承認申請の承認を経て、日本国内での発売が開始されました。一般販売は、アメリカに次いで2か国目となります。

 

では実際に、レカネマブの投与に至るまで、どのような注意が必要でしょうか。通院時の詳細や、副作用についてご説明します。

 

 

 

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   レカネマブ投与の対象者

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レカネマブが投与できるひとは限られており、対象者は、アルツハイマー病による軽度認知障害、または軽度認知症と診断をされた方のみ適用されます。

 

つまり、既に中度や高度の認知症を患っている方には投与できません。

専門医によると、実際の投与対象者は「認知症患者の1割未満」ともいわれています。そのため、早期の段階から受診をし、治療を進めていくことが重要です。

 

また、レカネマブを使用した治療ができる病院も、現在ではまだ十分に確保できていないため、数が限られているそうです。

日本では、岩手県の孝仁病院をはじめとし、東京都健康長寿医療センターや国立長寿医療研究センターなどで「PET-CT」といった、専用の検査機械を導入しています。

 

 

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      治療における副作用

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レカネマブを投与されたほとんどの患者は無症状ですが、まれに、初期段階で副作用を発症するケースもあります。

通常は時間とともに回復しますが、臨床試験にて、脳が腫れて浮腫んだ状態になったり、僅かに脳出血が起きたり、何らかの副作用が発生したという報告がありました。

そのため、レカネマブの使用を判断する際は、これらの症状を考慮したほうがよいでしょう。

 

また、治療のスケジュールとしては、体重1キロに対して10ミリグラムを2週間に一度約一時間ほどかけて点滴します。治療期間は、原則1年半。実際に治療を進めていく際には、医師との綿密な相談で決定します。

 

 

 

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     投与にかかる費用

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レカネマブの治療費は、例えば体重が50キロの患者の場合、年間で約298万円くらいかかります。

しかし、保険が適用されるため、実際の患者の自己負担額は1~3割となるでしょう。状況によっては、高額医療費制度の利用でさらに負担額が減る可能性もあります。

(患者の体重や所得に応じて変動するため、詳しくは医療機関にお問い合わせください)

 

今年の夏から秋頃あたりには、恐らく3か国目となる中国で、レカネマブが販売される予定です。アジアやヨーロッパなど、エーザイは、多くの国や地域で承認申請を行っています。

 


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       まとめ

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昨年の12月より、日本でレカネマブの販売が開始されてから、もう既に投与者は数名いらっしゃいます。

現段階では、ごく一部の認知症患者にしか投与できません。しかし、将来的に投与が可能な対象者を増やしていけば、多くのひとたちが豊かになるのではないでしょうか。

認知症が治る新たな時代を期待しつつ、理解を深め、日々精進しましょう。

 

 

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