夜勤専従のすゝめ
こんにちは。大阪介護転職ネットです!
24時間体制の介護施設では、夜勤勤務が必須条件になっているところが多いですね。夜勤勤務は、「夜寝れないから大変そう」「職員の人数が少なそうで不安」等、マイナスなイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。
しかし、最近では、夜勤勤務にはたくさんのメリットがあり、夜勤専従で働きたいという人が増えていると聞きます。なぜ、この働き方が選ばれているのか、今回は夜勤勤務、夜勤専従で働くことの魅力とメリットについてご紹介したいと思います。
?夜勤専従という働き方とは?
★介護職の勤務形態には、日勤、夜勤、早出、遅番などのシフトがありますが、このうち、夜勤勤務のみで働くスタッフのことを「夜勤専従スタッフ」といいます。
労働基準法で定められている勤務時間は、原則として1日8時間までですが、夜勤勤務の1日当たりの勤務時間は長いため、「1日の勤務時間は8時間を超えるが、1週間あたりの勤務時間は40時間以内」という、変形労働時間制が適用されています。
よって、日数で言うと、ひと月に10日前後の勤務になり、日勤と比べると半分程度の日数になるのが特徴のひとつです。勤務時間は施設によりますが、一般的なシフトは、夕方から翌朝までというのが多いようです。
おおよそ「16時間+休憩時間」になりますので、「二日間働いた」ことになります。次に多いシフトが、22時から翌朝7時までの「8時間+休憩時間」で、この場合は、「一日の勤務」として扱われ、ひと月の出勤数は、夜勤専従以外のスタッフ同様、20日程度になることが多いようです。
夜勤専従と一口に言っても2種類ありますので、「二日分働いて出勤する日数を減らす勤務」か、「一日8時間働いて、睡眠時間などの生活サイクルを保ちながら、夜勤手当が付く勤務」のどちらが自分に合っているか、求人の勤務時間などを参考に考えてみると良いでしょう。
?夜勤専従の仕事内容とは?
★利用者さんの夕食⇒就寝されるまで
利用者さんが夕食を食べてから、就寝されるまでの手伝いをします。 遅番のスタッフと夜勤スタッフの引き継ぎ業務などもありますので、せわしない時間帯のひとつですね。
・食事介助
・服薬介助
・排泄介助
・歯磨きの介助
・着替えの介助
・居室への誘導
★就寝中(夜間)
利用者さんが就寝された後、スタッフは比較的ゆっくりできる時間帯です。 何事もなければ、「ずっと休憩時間のようなもの」と言う夜勤専従スタッフもいます。以下の業務を必要に応じ、行います。
・巡回、安否確認、ナースコールの対応、排泄介助など
・記録、日誌をつける
★早朝から退勤まで
利用者さんが起きてから朝食までの手伝いをします。早番のスタッフとの引き継ぎ業務などのため、この時間帯も慌ただしいですね。
・起床介助
・トイレ誘導
・おむつ介助
・着替え介助
・離床、朝食場所への誘導
・バイタル測定
・服薬介助
・食事準備
・食事介助
・日勤スタッフへ申し送り
?夜勤専従の魅力、メリットとは?
★メリット➊
・日中の時間が自由に使える
なんといっても、昼間の時間帯を有効活用できることではないでしょうか。資格取得のための学習時間に当てたり、趣味を極めるなど、プライベートを充実させることができるでしょう。
また、副業をする人も多いですね。夜勤専従の求人には、ダブルワークOKのものが多いので、収入を増やしたいという人にはうってつけではないでしょうか。
★メリット➋
・報酬が良い
求人全体を見てみますと、日勤に比べ勤務時間は長くなりますが、時給・日給が高く、好待遇な案件が多いですね。
高収入を得られることが最大のメリットではないでしょうか。深夜勤務の夜勤手当が加算されるため、勤務日数が少なくても、報酬は良くなる傾向にあります。
夜勤手当は3,000円~8,000円くらいが相場のようですが、手当を別途支給する法人もあれば、時給や日給に含まれている場合もあります。
求人の給与欄をチェックする際は、夜勤手当がどのように支給されるのか確認しましょう。
★メリット➌
・出勤する回数が少ない
先に記述しように、「16時間+休憩時間=二日間働いた」シフトでは、1回の出勤で二日分働いたとみなされるため、ひと月の出勤日数が10日程度になります。
このシフトの場合、休日を有効活用でき、より良いライフワークバランスが実現できますね。自分の時間や家族との時間を大切にできるのではないでしょうか。
?こんな人におススメです!
・昼間学校に通っていて、夜働きたい
・Wワークをして収入をアップしたい
・プライベートの時間やワークライフバランスを充実させたい
・ひと月の3分の2は休日にしたい
・効率的に働いて高収入を得たい
・夜型でなので、夜働いて日中は休養したい
慣れてしまえばとても働きやすい夜勤専従は、生活のリズムも整いやすくなります。雇用形態を選ぶように、自分のライフスタイルに合わせて勤務形態を選んでみるのも「大いにあり」、ではないでしょか。
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