介護施設に転職するなら事前見学しよう!要チェックのポイントは?
皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。皆さんは、今具体的に転職を考えていますか? 介護業界は人手不足が叫ばれていて、売り手市場です。「求人数が多いから、応募すればどこかには入れるだろう」などと思っているとしたら危険です。職場によって働きやすさに大きな違いがあるからです。転職するなら、自分に合う職場をしっかり見極めて選ぶようにしましょう。今回は、施設介護を希望する人のために、事前見学のチェックポイントや質問しておきたい点について解説します。
施設見学をした方がよい理由
介護施設と一口に言っても、特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、介護老人保健施設といった種類があり、それぞれ利用者の要介護度が異なります。提供するサービス内容に違いがあるのはもちろん、同じ種類の施設でも、規模や運営会社の経営理念などによって、待遇や雰囲気の違いが大きいです。
求人票などだけではわからない部分が多いので、事前に施設内を見学できるなら、自分の目で確認しておくとよいでしょう。実際に働いている様子を見ることにより、どのようなサービスが提供されているか、介護の質や施設内の雰囲気はどうかなどがわかります。転職してからギャップに苦しむようなことも防げるでしょう。
施設見学をする際にチェックすべき4つのポイント
限られた時間で施設内を見学するのですから、事前にチェックするポイントをリストアップしておくことが必要です。せっかく転職するのですから、自分が働きやすいと感じられる職場、長く働き続けられる職場でなければなりません。少なくとも以下の4つについては必ずチェックするようにしましょう。
- 働いているスタッフの表情や態度
どのような表情で働いているかをよく見てみましょう。余裕をもって働けているのか、心身共に過酷な状況なのかが表情や態度に現れます。また、スタッフの服装や身だしなみ、言葉遣いなども要チェックです。いくら建物がきれいでも、スタッフの服装や言葉遣いに乱れがあれば、何かしら問題がある職場であると考えられます。スタッフ同士や上司との距離感もよく見ていればわかるはずです。見学中にすれ違うスタッフが自分にどのように接してくれるかにも注目しましょう。
- 利用者の様子
施設の利用者に関しては、表情だけでなく、どのような状況に置かれているかをよく見てみましょう。助けを求めている様子なのにそのまま放置されていないかもチェックが必要です。明らかに困っている様子で放置されている場合は、スタッフの人数が足りていない可能性があります。自分が入ることで余裕が生まれる程度であればよいのですが、入ってもなお人手不足が続くような状態であれば、自分が思っているようなサービスを提供することは難しいでしょう。
- 利用者やご家族への対応
スタッフが利用者やそのご家族にどのような対応をしているかもよく見ておきましょう。横柄な態度を取ったりぞんざいな扱いをしたりしている様子が見られるようなら、要注意です。そのような人を先輩として見られるのか、一緒に働きたいと思えるのかを考えてみましょう。もし、施設のスタッフ全員がそのような対応をしているなら、それは施設の色なのかもしれません。その場合は、自分も入った後は同じような態度で接することを求められます。
- 施設内の清掃や備品の管理状況
施設自体が新しくても、清掃が行き届いていなかったり、備品が整理整頓されていなかったりする場合は、そこまで手が回らないほど人手不足が深刻である可能性があります。ゴミ箱の状況やトイレの清掃状況、廊下や階段隅のほこりなどをチェックしてみましょう。また、掲示物が破れたままになっていないか、日付の古いものがそのままになっていないかなどにも注意が必要です。
見学時に質問しておくべきこと
転職後のミスマッチを防ぐためにも、疑問に感じたことは積極的に質問しておくようにしましょう。質問しておいた方がよいことは以下の通りです。
- どのような利用者が多いか
- 施設の特徴と魅力
- 人員配置について
- シフトの決め方や休みの取り方について
- 月の平均残業時間
- キャリアアップ制度の有無や内容について
これらの質問をすることで、自分が働く場合をイメージしやすくなります。また、具体的にわかりやすく答えてくれるかどうかという点にも注目しましょう。曖昧な答え方をするような施設には誠意が感じられません。これから自分が働く職場、一緒に働く仲間、上司としてどうかという視点でチェックすることが大事です。
いかがでしたか。せっかく転職するなら、今よりも働きやすい職場を選びたいところですよね。事前に施設内を見学できる場合は、疑問点が残らないように、しっかりチェックしてきましょう。これから転職先を探すのであれば、 大阪介護転職ネット にぜひ相談してください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの悩みに耳を傾け、一緒にぴったりの職場を探してくれますよ。