風邪が心配な季節!抗菌・抗炎症作用の高いはちみつを上手に活用しよう
皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。皆さんは風邪を引いていませんか?寒くなってくると、風邪やインフルエンザが流行し始め、健康を維持するのが難しくなりますよね。だからと言って、予防の段階で風邪薬を服用するわけにはいきません。何か食べ物で気軽に予防ができればいいのに…と思いませんか?そこで、今回は、抗菌・抗炎症作用が高いと言われているはちみつを使った風邪予防についてお話します。
はちみつは優れた栄養食
はちみつの糖分は、体に負担をかけずに消化吸収される果糖とぶどう糖です。無添加・非加熱のはちみつには、ビタミンやミネラル、アミノ酸、ポリフェノール、酵素など身体によい成分を150種類以上バランスよく含んでいます。「抗菌作用や抗炎症作用がある」「滋養によい」と昔から言われており、世界中で食品としても民間薬としても用いられてきました。
イギリスの名門、オックスフォード大学が2020年に発表した論文では、はちみつが咳や風邪症状など、上気道感染症の症状に対して、市販の風邪薬や抗生物質よりも有効である可能性が高いという記載があります。そのうえで、医師に対して、副作用や耐性が心配な抗生物質を処方せず、はちみつを活用するように勧めていたので、はちみつを食事に取り入れることが風邪予防になるかもしれません。
古の甘味料「はちみつ」
はちみつはギリシャ神話にも登場する甘味料です。最高神のゼウスは、ヤギの乳とはちみつで育てられたと言われていますし、太陽神アポロンの息子アリスタイオスは養蜂の技術を発明した養蜂神として描かれています。
また、古代文明の洞窟壁画の中には、はちみつを採取する様子が描かれているものがあるほどです。エジプトのピラミッドからは、3000年以上前のものとされているはちみつが発見されました。中国最古の薬物書「神農本草経」にも、生薬の1つとして「気を益し、中を補い、痛みを止め、毒を解し、衆病を除き、百薬を和す」と掲載されています。
日本でも、日本書紀の中にはちみつに関する記述があります。平安時代には供物として用いられていたようです。100年以上前から医薬品としても扱われてきたはちみつは、現在、医療用医薬品と一般用医薬品のどちらにも認定されています。口内炎治療や、漢方薬を固めるための丸薬として利用されていたことが、医療品として認められたきっかけのようです。もはや薬のような食べ物ではなく、安心して口にできる薬の1つと考えた方がよいのかもしれません。
はちみつの中でも特に抗菌作用の強い「マヌカハニー」
マヌカハニーは、ニュージーランドに植生するマヌカという希少植物のはちみつです。抗菌・抗炎症作用があると言われている通常のはちみつよりもさらに強い抗菌作用を持つことで知られています。抗菌作用のある成分であるメチルグリオキサールやグルコン酸、抗酸化作用のあるシリング酸メチル、免疫力を高めるビタミンCをより多く含んでいるからです。
喉の炎症や口唇の亀裂をケアするのであれば、品質基準がUNF10+、MGO250+以上のものを選ぶのがおすすめですが、抗菌作用が強いものは独特の風味があります。最初はUNF5+、MGO30+程度のグレードが低いものを選んで試してみましょう。
風邪予防のために常備したい「はちみつ大根」
免疫力が下がっている高齢者と接する機会の多い介護職員は、風邪予防を徹底しなければなりません。そこでおすすめなのが、常備しておける健康食「はちみつ大根」です。作り方はとても簡単。大根を一口大の角切りにして、はちみつに2~3日漬けておくだけで完成します。
食べる時はのど飴のようになめてみてください。最後は噛んで食べてもかまいません。喉に違和感があってすぐに食べたいというときは、大根おろしにはちみつを混ぜて食べてみましょう。
いかがでしたか。はちみつ大根は、抗生物質などがなかった頃から伝わる昔の人の知恵です。はちみつは身体を温めるショウガやゆずとの相性もいいですよ。身体への負担が少ないはちみつをうまく使って風邪対策をしてみてください。
ところで、接する人たちをはちみつのように元気にしたいのに、今の職場ではそのような働き方ができないと感じているあなた。転職先を探すのであれば、大阪介護転職ネット にぜひ相談してください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの悩みに耳を傾けて、一緒にぴったりの職場を探してくれますよ。