寝ても疲れがとれない!介護職だからこそこだわりたい睡眠の質

2024.11.11掲載
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皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。皆さんは日頃よく眠れていますか。睡眠時間が短い、眠りが浅いという悩みのある人は少なくないでしょう。中には睡眠時間は十分とれているはずなのに、朝起きたとき疲れが残っているという人もいるかもしれません。いずれにしても、翌日に疲れが残って蓄積していくのは、介護の仕事をするうえでマイナスです。そこで、今回は、睡眠の質を高めるために何を変えたらよいかという話をします。

朝まで疲れが残るのは睡眠の質が悪いせい

まずは、質の良い睡眠がとれているかチェックしてみましょう。次のチェック項目のうち、いくつ当てはまるでしょうか。当てはまる項目が少ない人ほど睡眠の質が悪いといえます。

・朝まで目を覚ますことなく寝られた

・日中に眠くなるようなことはほぼない

・ベッドや布団に入ってからすぐに眠れる

・朝はスッキリ起きられる

・よく眠ったという満足感がある

 

睡眠の質が悪い原因は何?

質の良い睡眠が得られない原因はいくつか考えられます。特に影響が多いのは次に挙げる3つです。

・寝室の環境

・寝具の問題

・就寝前の行動

これらを見直すことで、睡眠の質を高められる可能性があります。

1.寝室の環境を見直そう

睡眠の質を高めるためには、寝室の環境がとても重要です。部屋の状況によって眠りが妨げられている可能性を疑ってみましょう。睡眠の質を上げるために確認したいことは次の4つです。

・温度

20度前後が快適です。暑すぎても寒すぎても睡眠の妨げになります。

・湿度

40〜60%に維持するのがおすすめです。

・音

外からの騒音だけでなく、時計や機械音から出る不快な音がないか確認しましょう。

・明るさ

照明はそれ自体の明るさだけでなく向きも確認が必要です。機器やスイッチなどから漏れるわずかな明かりが気にならないかもチェックしましょう。

2.寝具を見直そう

寝ているときに直接身体に触れる寝具が眠りの質を下げている可能性もあります。自分の身体に合っているか認が必要です。睡眠の質を上げるために確認したい寝具は次の3つです。

・枕

寝姿勢をとったときに、首や肩に負担がかからないように、敷布団やマットレスとの間にできる隙間を埋める役割をするのが枕です。高さ、硬さ、大きさなどを好みだけで選んでしまいがちですが、それが原因で眠りの質が悪くなっている可能性があります。後頭部から首、肩にかけて隙間ができていないか、自然な呼吸が妨げられていないか、寝返りを打ちやすいかなどをしっかりチェックして選びましょう。

 

・敷布団やマットレス

敷布団やマットレスは硬さが重要なポイントです。柔らかすぎると体が沈み込んで、立っているときのような自然なS字の姿勢をとれません。後頭部から首や胸にかけてのS字、胸から腰にかけてのS字がきちんと保てるかがポイントです。

 

逆に硬すぎる場合は、身体全体が圧迫され痛みを感じたり、血流が妨げられたりするため、良い睡眠がとれません。部分的に硬さを変え、良い姿勢をキープできるようにするのが理想ですが、それが難しい場合は、圧力が分散されること、寝返りがしやすいことなどを確認して選びましょう。

 

・掛け布団

寝ているときの体温調節や発汗調節にかかわるのが掛け布団です。睡眠中の環境として温度は20度、湿度は40~60%が理想だということは、寝室の環境のところでも触れました。掛け布団の保温、保湿、吸湿の作用によって理想の温度、湿度に保てるように、季節ごとに適切なものを選ぶことが大事です。

3.就寝前の行動を見直そう

就寝前にどのような行動をしているかによっても睡眠の質は変わります。次のような行動をしていないか確認しましょう。

・布団に入ってからもパソコンやスマホを触っている

寝る間際までメールやSNSをチェックしたり、動画を観たりする習慣が睡眠の質を下げている可能性が高いです。

 

・寝る前に激しい運動をする

疲れた方が眠りに就きやすいと思って、終身前にジョギングや筋トレなどをしていませんか。激しい運動をすると交感神経が優位になって眠りに就きにくくなってしまいます。

 

・就寝前にタバコを吸ったりコーヒーやお酒を飲んだりする

タバコに含まれるニコチン、コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるので、眠りが短くなったり浅くなったりする可能性があります。アルコールは、レム睡眠とノンレム睡眠のバランスを乱すうえに、利尿作用が途中で目覚める原因になるかもしれません。

いかがでしたか。今回は睡眠の質を高めるためのチェックポイントについて解説しました。寝ても疲れが残って仕事に支障が出ているという人は、ぜひ試してみてください。これらを試しても疲れがとれないという場合は、身体より心が疲れている可能性もあります。そのような場合は、見直さなければならないのは職場かもしれません。転職の2文字が頭に浮かんだときは、大阪介護転職ネット にぜひ相談してください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの悩みに耳を傾けて、一緒にぴったりの職場を探してくれますよ。