人手不足でも採用されないのはなぜ?面接で落ちる人の特徴と受かるための対策

2024.10.07掲載
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皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。転職先を探している人、これから介護職として働きたい人の中には、「毎回書類選考で落ちている」「面接までは進むのに採用はされない」ということに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。介護業界は人材不足と言われているのに、なぜ?と疑問に思っているかもしれませんが、採用されないのには何か原因があるはずです。そこで、今回は採用されない原因と介護職として採用されるために気を付けるポイントについて解説します。

人手不足といっても誰でもいいわけではない

介護業界は確かに人手不足です。厚生労働省職業安定局の令和3年職業安定業務統計によると、介護関連業務の有効求人倍率は3.65倍でした。全職業合計の有効求人倍率が1.03倍ですから、かなり人手が足りていないことがわかります。

 

それなら、「なぜ落とされるの?おかしい!」と思うかもしれません。しかし、介護職は人を相手にする仕事です。直接利用者とかかわり、事業所の顔となって働く人なのですから、頭数さえそろえば誰でもいいというわけにはいきません。採用されないのには、何かしら原因があるはずです。その原因に気付き、修正することさえできれば、採用されるようになると考えられます。

介護職の面接に落ちてしまう人の特徴

介護職の面接に落ちてしまう人には共通した特徴があります。次に挙げる10の特徴の中に自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

 

  1. 社会人としての基本的なマナーが身に付いていない

介護職として利用者やその家族と接する際に失礼なことをしそうだと思われてしまうと採用してもらえません。

 

  1. 最低限の身だしなみも整えられていない

清潔感のない髪型や服装などで面接に行くと、「仕事に対する考え方が甘い」「責任感がない」などと思われます。

 

  1. 履歴書の書き方が雑あるいは空欄が多すぎる

ポイントは字がきれいかどうかよりも、丁寧に書かれているかどうかです。あまり空欄が多すぎると、仕事に対する熱意が感じられず、アピールする気がないのかと思われてしまいます。

 

  1. 志望動機があいまい、あるいは介護に対する熱意がない

なぜ介護職を選んだのか、なぜその施設に収書臆したいのかという理由を明確に説明できない場合、すぐに辞めてしまうのではないかと不安に思われても仕方がないでしょう。

 

  1. 態度や言葉遣いが上から目線で傲慢

「介護の仕事は誰にでもできる」「高齢者の世話をしてあげる仕事だ」という考えで面接に臨むと、それが態度や言葉に出てしまいます。そのような人は、利用者とのトラブルも起こしやすいと判断され不採用になるようです。

 

  1. 相手に伝わるような話し方ができていない

話が長くてわかりにくい人や、相手が話していると忠で割り込むように話し始める人は、介護職に向いていると判断されるでしょう。話が長くてわかりにくい人は、余分な情報をたくさん話に入れる傾向があり、相手の話している途中で話す人は、相手の話を聞くよりも自分の話をしたい人です。

 

  1. 応募先の施設に対して前もって調べていない

いくら未経験OKという条件でも、応募先の施設について下調べせずに面接に臨むような人は落とされます。ホームページなどを見ればわかるようなことばかり質問するようでは、介護の仕事をしたいのではなく、単に就職先が欲しいだけと判断されても仕方がありません。

 

  1. 質問されたことに対する答えがずれている

相手の話を聞いていない、相手の話を理解する力がないと思われてしまいます。介護職は利用者や一緒に働くスタッフの話をよく聞いて理解しなければならないので、向いていないと判断されることになるでしょう。

 

  1. 転職しようと思った動機がネガティブすぎる

「人間関係のトラブルがあった」「給料が安すぎた」「残業が多かった」など前職に関するネガティブな転職理由は、たとえ事実でもそのまま伝えるのはよくありません。採用しても待遇に不安を持ってすぐに辞めてしまうのではないかと警戒されてしまいます。

 

  1. 自分の理想を熱く語りすぎて現実が見えていない

聞かれてもいないのに、ああしたい、こうしたいという理想ばかりを掲げると、採用しても現実を受け止められずすぐ辞めてしまうのではないかと警戒されます。アピールするなら、現実を踏まえたうえで、このようにできるのが理想という言い方にするのが無難です。

介護職も他の職業も受かるポイントは同じ

介護職でも、他の職業でも、採用されるために最低限することは同じです。まず、履歴書は丁寧に、熱意が伝わるように書きましょう。字は丁寧に書く、誤字脱字は確認するというのは社会人として常識の範囲です。介護職を目指すのであれば、あらかじめ介護の仕事や応募先の施設についてしっかり理解したうえで、リスペクトを持って書くようにすると、熱意が伝わりやすくなります。

 

面接に臨む際には、身だしなみに注意しましょう。人と接する仕事ですから清潔感があるかどうかをチェックされます。髪型、爪の長さ、服装だけでなく、歩き方や座り方にも注意しましょう。

 

話す際には、はっきりとした明るい声でゆっくりと話すようにします。介護の利用者は高齢者ですから、ぼそぼそと小さな声で話すと聞き取れません。また、相手の話をよく聞いて、要点を簡潔にまとめて答えることも大事です。これらのポイントをしっかり押さえて面接に臨めば、落とされることはなくなるでしょう。

いかがでしたか? 介護職に就きたい、転職先を探したいと思っていても、面接で失敗していた人は、その原因がわかったのではないでしょうか。また、これから就職先・転職先を探そうと思っている人にも参考になったのではないかと思います。介護業界は人手不足ですが、人を相手にする仕事ですから、人材をしっかり選びます。合わないと思われたら不採用になるのは当たり前ということです。

 

なかなか思うような就職先・転職先が見つからないという人は、 大阪介護転職ネット に相談してください。経験豊富なキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。就職活動・転職活動に対するアドバイスをくれたり、あなたにぴったりの転職先を一緒に探してくれたりするはずですよ。