介護職には立ち仕事が付き物!足が疲れる原因と上手な解消法を知ろう

2024.08.19掲載
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皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。皆さんの中には、立ち仕事がつらいと感じている人もいるのではないでしょうか。一日中立ちっぱなしで仕事をしていると、疲れが出やすいのは足、腰、首などです。今回は、その特に足の疲れにポイントを絞り、疲れる原因と疲れを解消する方法について解説します。足の疲れに悩まされている人はぜひ参考にしてください。

長時間の立ち仕事で足が疲れる5つの原因

長時間立ち仕事で足が疲れる原因は、実は1つではありません。主な原因は5つあり、それぞれ対処法が異なります。ですから、自分の足の疲れが、どのような原因によるものなのかを探ることはとても重要なのです。介護の仕事をしていて足が疲れる場合、次のような原因が考えられます。

 

  1. 足の血行悪化が原因

足に溜まった血液や疲労物質は、ふくらはぎを動かすことで循環します。ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれるのはそのためです。しかし、立ち仕事をしている人は、長時間同じ姿勢で過ごすことになります。ふくらはぎの筋肉が伸び縮みする機会が少なければ、ポンプの役目を果たせません。血行が悪化し、疲労物質も蓄積するため、むくんだり重く感じたりするようになります。

 

  1. 仕事場の床の素材が原因

床の素材が原因ということも少なくありません。コンクリートや大理石、タイル張りなどクッション性が乏しい硬い素材の床の上で立ち仕事をすると、足にかかる負担が大きくなります。逆に、毛足の長いカーペットなど柔らかすぎる素材も、立ち姿勢を保ちづらく安定しないため、足が疲れます。ビニールカーペットや毛足の短いオフィスカーペットの床なら疲れを感じにくいのですが、なかなか自分だけでは解決しづらい原因です。

  1. 履いている靴の形状や靴底の固さが原因

靴底の素材が硬すぎると、床からと靴底から、両方の反発を足裏で受け止めなければなりません。また、靴底が薄すぎるときは床素材の影響がダイレクトに伝わります。さらに、床との設置面積が小さい靴は、局所的に強い力がかかることになるため、立ち姿勢を足全体で支えることができません。

 

  1. 足の筋力不足が原因

立ち仕事で最も使われる筋肉は、実は足の裏の筋肉です。歩く際には足裏出衝撃を受け止め、立ち姿勢を保つためには足裏でバランスを取らなければなりません。一日中歩き回っている職場では、適度に足の裏の筋肉が鍛えられますが、移動が少なく、同じ姿勢で立っていることが多い職場では、足裏の筋肉が衰えるため、疲れを感じやすくなります。通勤にも車を使い、歩く機会が少ない場合は、足裏、ふくらはぎ等の筋力低下に注意が必要です。

 

  1. 足の疾患が原因

足に合わない靴を履き続けて外反母趾になったり、足裏に長期間強い衝撃を受け続けて足底筋膜炎になったりすることがあります。また、足の裏に適度なアーチがない偏平足の人は、元々足が疲れやすい状態です。

足の疲れを軽減する方法は

疲れの原因によって、対処方法が異なります。たとえば、足の血行不良で疲れが溜まっているときは、定期的なストレッチがおすすめです。つま先を上げ下げやつま先立ち、アキレス腱伸ばしなどをして、足裏とふくらはぎの筋肉を動かします。また、弾性ストッキングの着用も有効です。

 

仕事場の床の素材に問題がある場合は、自分で対処しづらいのですが、靴を見直すことで、疲れを軽減できるかもしれません。靴底が厚めで、足に負担のかかりにくい硬さという点がポイントです。また、足をしっかり包み込む形状にもこだわりましょう。足に疾患がある場合は、足の形に合ったインソールを靴の中に敷くと疲れにくくなります。もちろん、疾患は治療することも大事です。

いかがでしたか? 介護職員は立ち仕事が多いとはいえ、同じ姿勢で立ちっぱなしということは少ないかもしれません。まずはストレッチをしたり、職場で履いている靴を見直したりするところから、始めてみましょう。もし、これから職場選びをするなら、ぜひ床材にも注目してみてください。床材によって足にかかる負担が大きく変わります。もちろん、転職の際は 大阪介護転職ネット の活用もお忘れなく。経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたにぴったりの転職先を一緒に探してくれますよ。