訪問入浴介護に注目!仕事の魅力と向いている人の特徴とは?

2024.07.29掲載
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皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。皆さんの中に、訪問入浴介護に関心がある人はいませんか?訪問入浴介助は、訪問介護における入浴介助とはまったく異なるサービスです。ですから、1人で行う入浴介助は苦手だけど、複数人で行う訪問入浴介護なら得意という人もいます。もし、仕事内容を確認せず、入浴介助だけを専門にするなんて無理だと思いこんでいるなら、それはもったいないとしか言えません。専従のスタッフ募集もありますから、どのような仕事なのか一度確認しておきましょう。今回は訪問入浴介護について解説します。

訪問入浴介護とは?

訪問入浴とは、自力では入浴できない人や、家族等の介助があっても入浴が困難な人を対象とした介護サービスです。組み立て式の浴槽を利用者の自宅に搬入し、そこにお湯を張って使用します。2畳程度のスペースがあればサービスの提供が可能です。

 

入浴前後の健康チェックを行う看護師または准看護師1名以上と、介護職員2名以上の計3名以上がチームを組んで利用者宅を訪問します。水道は利用者宅のものを使用しますが、お湯を沸かす際には、車両に搭載したボイラーを使用するのが。サービスの対象は自力で入浴できない人、デイサービスや訪問介護の入浴介助では入浴が困難な人です。そのため、要介護度の高い人の利用が大半を占めています。

訪問介護の入浴介助との違い

大きな違いは、「自宅の浴槽を利用するか、組み立て式の浴槽を利用するか」と「1人で対応するか、複数人で対応するか」の2点です。

 

通常の訪問介護は、1人で利用者宅を訪問し、さまざまな介護サービスを行います。利用者宅で行う介護サービスの1つに入浴介助がある形なので、入浴介助を行う際も1人です。ご自宅の浴槽にお湯を張り、入浴の手助けをするため、ある程度利用者本人が動ける状態でなければなりません。また、浴槽の深さや浴室の広さによっては安全に入浴させるのが難しい場合もあります。

 

それに対して、訪問入浴介護は、デイサービスや訪問介護の入浴介助では入浴させられない人が対象です。3人以上がチームを組んで訪問し、専用の浴槽を使用します。また、入浴させることだけが訪問目的なので、他の介護サービスをすることはありません。

 

このように、サービスを提供する人数や方法に大きな違いがあるため、点数も別に設定されています。

訪問入浴介護の魅力

訪問入浴介護が必要な方の多くは、自分1人では自由には動けない方です。寝たきりだと、背中がかゆくてもなかなかかくことができません。枕やマットに一日中頭や背中を押し付けていることもあり、入浴の前まで不快な気分を我慢していることが多いのでしょう。かゆいところ、洗って欲しいところに手がかかると、本当にうれしそうな顔をされます。

 

他の仕事では、「気持ちよかった」「さっぱりした」という言葉を聞く機会はあまりないでしょう。利用者の和やかな表情を見ることができ、心からの「ありがとう」を言っていただける点がこの仕事の魅力です。

訪問入浴介護に向いている人とは?

訪問のたびに浴槽を組立て、利用者を抱えて入浴させ、浴槽を分解して運び出すという作業を繰り返します。ですから、ある程度の体力は必要です。それは施設介護や訪問介護でも同じかもしれませんが、健康で体力面に自信がある人は、訪問入浴介護に向いていることは間違いありません。

 

また、訪問入浴介護では、介護職員とだけでなく、看護職員との連携も必要です。質の高いサービスを提供するためには、利用者本人はもちろん、家族とのコミュニケーションも大事になります。コミュニケーション力の高い人や、協調性のある人に向いている仕事と言ってもよいでしょう。

 

何より、訪問で介護サービスを提供したいけれど、単独で仕事をするのは苦手という人には向いています。チームで目標を達成したり、課題を解決したりするのが好きな人なら、やりがいを感じられるでしょう。

 

いかがでしたか。今回は訪問入浴介護について解説しました。単独で利用者宅を訪問する訪問介護とは違い、3名以上のチームでサービスを提供します。単独での入浴介助は苦手という人でも、訪問入浴介護にチャレンジしてみたいという方は、ぜひ 大阪介護転職ネット に相談してください。経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたの話に耳を傾け、ぴったりの転職先を一緒に探してくれますよ。