夜勤専従という働き方!メリットや転職先選びのポイントは?

2024.07.16掲載
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皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。皆さんは、夜間専従の求人を見たことはありませんか? 「夜勤だけなんてありえない」という人がいる一方で、「夜勤だけなのが魅力」という人もいます。そこで、今回のテーマは、夜勤専従です。夜勤専従はどのような仕事で、どのようなメリットがあるのかを解説します。夜間専従に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

夜勤専従は夜勤だけを専門にする介護職員

夜勤専従とは、読んで字のごとく、夜勤専門で働く介護職員のことです。ロング夜勤とショート夜勤の2種類があり、ロング夜勤は夕方の4時~5時から翌日の9時~10時まで、ショート夜勤は午後9時から翌日の午前9時までの勤務というのが一般的です。労働時間は、施設が導入しているのが2交代制か3交代制かによって異なります。2交代制であれば16時間程度、3交代制であれば9時間程度になるのが通常です。

 

夜勤専従の仕事の流れは?

夜勤専従は、出勤したらまず、日勤の介護職員から、日中の様子を聞くなどの引継ぎをします。出勤時間によっては、夕食の介助や後片付けを行うことになるかもしれません。その後、トイレ誘導やおむつ交換などをし、就寝後は見回りをして利用者の安否確認をするというのが一般的な流れです。

 

決められた時間になったら起床介助を行い、朝食の準備や食事介助、後片付けなどを行います。朝の作業は早朝に出勤してきたスタッフと連携して行うのが普通です。朝礼に参加し、夜間の様子を日勤のスタッフに引継いだら業務終了。帰れます。

夜勤専従が日勤よりも楽といえる4つのポイント

実は、夜勤専従の仕事を楽と感じるか、キツイと感じるかは、人によって差があります。夜勤専従を楽だと感じる人は、次のような点を楽だと感じているようです。

 

入浴介助やレクリエーションがない

夜勤では通常、集団で行うレクリエーションや、体力を使うリハビリ、入浴介助などの業務は行いません。体力を使う業務が少ない点を楽だと感じる人が多いようです。

 

交替勤務よりも仕事を覚えやすい

同じ日勤業務でも、早番、遅番など出勤時間が異なると、任される仕事内容が異なります。そのうえ夜勤もこなさなければならない場合は、複数パターンの仕事を一度に覚えなければなりません。すべてを完璧に覚えるまでには時間がかかります。その点、夜勤のみであれば、覚えることが少ないうえに、毎回仕事の順番が同じですから、覚えるのにそれほど時間はかかりません。また、勤務先が変わっても夜勤の仕事内容は大きく変わらないので、転職の際も仕事に慣れるのが早いようです。

 

自分のペースで仕事ができる

夜勤専従の勤務時間は、多くの利用者が寝ている時間帯です。一度に多くの人とコミュニケーションを取る必要がありません。自分のペースで業務を進めやすく、仕事にも集中しやすい点を楽だという人もいます。

 

人間関係を気にせず働ける

夜勤の時間帯は勤務するスタッフが少なく、施設によっては1人です。同僚や先輩とのコミュニケーションや連携を気にしなければならない時間は、日勤と比べると圧倒的に短くて済みます。引継ぎや日勤のスタッフと連携が必要な時間帯だけ気にすればよいので、精神的に楽だと感じる人もいるようです。

夜勤専従のメリットは?

夜勤専従には以下のようなメリットもあります。

 

夜勤だけなので生活リズムを整えやすい

夜勤をすると生活リズムが乱れやすいと思われがちですが、それは、交代制の場合です。勤務する時間帯が変わると、それに伴って就寝や起床の時間も変化するので、頻繁に生活リズムが変わってしまいます。しかし、夜間専従の場合、生活リズムは一定です。昼夜は逆転しますが、生活のリズムは整えやすく、不規則な生活による体調不良は起こしにくいといえます。

 

勤務日数のわりに給料が高い

介護施設等で夜勤を行う場合、労働基準法第37条に基づき、通常の25%以上の割増賃金が支払われます。そのため、勤務日数のわりに給料が高めです。ただし、1回あたりの夜勤手当は施設によって異なります。

 

昼間の時間を活用しやすい

夜勤明けの日とその翌日は休日と設定されているケースが多いため、慣れれば日中の時間をうまく使えます。意外とワークライフバランスのとりやすい働き方かもしれません。

夜勤専従を選ぶ際に気を付けることは?

施設によっては夜間に勤務しているスタッフが自分1人という場合があります。夜間は利用者が転倒したり徘徊したりといったトラブルが起こりやすいので、その対応をする可能性があることも念頭に入れておかなければなりません。まるっきり新人では荷が重いので、夜間専従で仕事をする前に、日勤業務を体験して、基本的なスキルや知識を身に付けておくことは必要でしょう。

 

また、完全に人手が足りておらず、夜勤専従の負担が重すぎるような施設は選ばないように注意することも大事です。休憩時間や待遇なども事前に確認する必要があります。

 

いかがでしたか? 夜間専従という働き方は、人によってはメリットが大きい働き方なのかもしれません。ただし、施設や事業所によって夜間専従の待遇や夜勤手当の金額が大きく違うので、しっかり比較して選ぶことが大事です。夜勤専従の転職先選びは、ぜひ 大阪介護転職ネット に相談してください。経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたにぴったりの転職先を一緒に探してくれますよ。