ケアマネってどんな職種?主な仕事内容やライフスタイルを説明

2024.05.13掲載
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こんにちは。大阪介護転職ネットです。

 

介護現場での勤務をされた方の中には、介護福祉士の資格を取得した後、キャリアアップの一環として新たにケアマネジャーを目指す方も多いでしょう。

特に、現場での仕事が体力的に厳しくなり、腰痛などの問題が生じたためにシフトを変更した、というケースも少なくありません。

 

今回は、ケアマネジャーという職種について、具体的な仕事内容から勤務後のライフスタイル、試験内容まで、幅広くご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 ケアマネとは

 

ケアマネジャー(介護支援専門員)。通称ケアマネは、利用者やその家族からの介護相談を受け、適切な介護保険サービスが提供できるように、ケアプランの作成や事業者との調整を行う、サポートの的な役割を持つ職業になります。

そのため、ケアマネは、体力的な労働ではなく、一つひとつのタスクを丁寧に進める集中力が求められるお仕事です。ご家族と接する機会も多いため、礼儀作法などは身に付けておくとよいでしょう。

 

ケアマネジャーには、在宅施設の二つのタイプがありますが、業務内容自体は、どちらも大きくは変わりません。

異なる点としては、施設ではさまざまな設備が整っている状態で業務を行いますが、居宅では設備が揃っていない状態からケアプランを作成しなければならないという点が挙げられます。

 

 

 ケアマネの主な業務内容
 

ケアマネジャーのお仕事は、介護現場と比較してデスクワークが多い職業です。

上記でもお伝えしたとおり、ケアプランの作成やアセスメントなど、体力よりも集中力を必要とする作業が中心となります。在宅ケアマネジャーの場合は、居宅への訪問も必須です。

 

国の制度上、ケアマネジャーの業務には多くの帳票業務が関わってきます。

突発的な業務に対応しつつ、一日の業務を計画的に組み立てることが求められます。これらを、通常のマネジメント業務と並行して処理するのは、人によっては大変な作業だと感じられるかもしれません。

 

帳票の取り扱い方は自治体によって異なるため、初心者のケアマネジャーは覚えるまで混乱することもあります。そのため、ケアマネジャーにとって、時間管理は重要なスキルとなるでしょう。

さらに、主任介護支援専門員として働く場合、指導や管理業務も担当しなければならないため、意外と業務内容が多い職業といえます。

 
 
 
 ケアマネのライフスタイル

 

介護の現場では、全員でシフトを組み、業務を回していきますが、ケアマネジャーは自分の業務を自分で組み立てます。ですから、プライベートの予定を優先しやすく、仕事との両立が可能です。

たとえば、ご家族やお子さまがいらっしゃる場合、学校の行事やイベントに参加するため休暇を取得して、空いた日にちに帳票を作成する、といったような生活もできます。

休日を自由に決められるので、非常にワークライフバランスが充実しているといえるでしょう。

 

昨今、介護業界でもICT化が進んでいます。

未就学児の子どもが発熱しや病気で体調を崩したとしても、自宅からのリモートワークが可能です。職場の制度によっては、出勤時間を前後させたり、勤務中の一時的な外出もできるので、その時間を利用して病院や役所に行くことができます。

ケアマネは、スケジュール管理が得意な人にとって、非常に働きやすい職種ではないでしょうか。

 

しかし、利用者の居宅訪問では、自分の予定が空いていても、その日がデイサービスの日であったり、通院日であったりと、利用者側との予定が合わない場合があります。介護現場と同様、臨機応変な対応も必要です。

また、管理という面でいえば、体調不良などで急に休む際、ほかの職員への細かい引き継ぎが難しくなります。ケアマネは、スケジュール管理だけでなく、体調管理も重要となるでしょう。

 

 

 ケアマネになるには

 

ケアマネジャー試験に合格した後、実務研修の受講と実習が必須となります。

研修時間は約87時間で、実習はおおよそ3日間です。実習期間では、ケアプランの作成や居宅訪問などの実践的なスキルを学びます。また、国家資格と同様に、都道府県への登録も必要です。

 

ケアマネジャーになるための受講資格については、いくつかのルートが存在します。一般的には、介護福祉士や作業療法士などの特定の国家資格を保有し、それに加えて通算5年以上の実務経験がある方が対象となります。

 

 

介護福祉士の試験と比較すると、ケアマネジャー試験の範囲は狭いものの、内容はかなり深くなっており、特に介護保険制度に関して、より専門的な内容がおおいようです。

合格率は毎年約20%。介護福祉士の合格率75%から80%に比べると難易度が高いように感じますが、試験のポイントを押さえてしっかりと準備すれば問題ではありません。

ケアマネの試験は、年齢に左右されることないため、コツコツと勉強を続ければ、確実に得点を取ることができるでしょう。

 

 

 まとめ

 

いかがでしたか?ケアマネジャーとしてお仕事をする際は、スケジュール管理が重要です。事務的な作業や、突発的なトラブルにも余裕をもって対応できるよう、前もって予定を組み立てなけらばいけません。

しかし、一方では、プライベートを優先しやすく、ワークライフバランスが充実としています。業務内容は主にデスクワークが中心なので、腰痛に悩むこともなく、夜勤業務もありません。

 

体力的な面から、ケアマネジャーへのシフトチェンジをするのも、ひとつのきっかけではないでしょうか。さらに、ケアマネは、役職手当などで介護現場よりも給与もアップするため、キャリアアップの一環としてケアマネジャーをめざしてみるのもおすすめです。

 

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