★★2024年4月より資格取得が義務化★★|介護職はもう無資格では働けなくなる?

2024.02.05掲載
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こんにちは。大阪介護転職ネットです。

 

介護の仕事は、資格をもっていなくてもできるため、転職がしやすい業界として多くのひとに知られています。

しかし、2021年に決定された介護報酬改定により、2024年の4月から介護の仕事を無資格で行うことができなくなりました

今までは、無資格で働くことができた介護職ですが、資格が必須になったということです。

 

 

求人を出している介護施設の中には、無資格・未経験の方を受けいれているところも少なくありません。

今回は、介護業界で働く上で必須項目となる「認知症介護基礎研修」について、詳しくお伝えしていきます。資格取得が義務化された背景や、受講の対象者受講方法などをご紹介いたしますので、気になる方は、ぜひ最後まで読んでください。

 

 

 

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   資格取得が義務化された背景
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元々、2021年4月に、介護に直接関わる職員は「認知症介護基礎研修」を受講することが義務付けられていました。

その際、3年間の猶予期間が設けられていましたが、その3年間の経過措置を経て、2024年4月より、介護の仕事は資格がないとできなくなったというわけです。

 

「認知症介護基礎研修」受講の義務化となった主な理由は、高齢化社会の進行、認知症ケアの質の向上、地域包括ケアシステムの推進、などが挙げられます。

認知症の基本的な理解や、介護の考え方を習得する上で、一番土台をなる基礎部分です。

 

ベースアップ、認知症介護基礎研修、介護初任者。スキルアップ、実践者研修、介護スタッフ。実践リーダー研修、チームリーダー。指導者研修、地域のインストラクター。

 


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 認知症介護基礎研修の内容
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研修の内容は以下のとおりです。

 

講義:認知症の理解と対応の基本
演習:認知症ケアの現場での留意点

 

講義は、eラーニング(通信講座)を使用する場合もあり、受講時間は6時間程度と短く、ハードルはかなり低いでしょう。演習では、実際に利用者さん役のひととコミュニケーションを行い、認知症の方への接し方を学んでいきます。

ロールプレイングを行うことで、自身の対応を振り返り、認知症の理解を深めることが重要です。

 

修了試験などは特に設けていないため、すべての研修を受講し終えたら、資格を取得できます。

 


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  受講義務のある対象者
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認知症介護基礎研修は、介護や医療に関する資格を取得している場合免除となります。

介護系では、介護福祉士はもちろん、介護職員初任者研修・実務者研修、訪問介護員養成研修など、を修了した方は免除です。

 

リハビリ系では、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士。相談職では、社会福祉士や介護支援専門員、精神保健福祉士。医療系では、医師や看護師(准看護師)、薬剤師、などといった資格が該当します。

また、福祉系の高校を卒業し認知症の科目を受講した方も対象です

 

つまり「認知症ケアに携わる介護従事者」の中で、介護や医療などに関する資格を一切もっていない方のみ、受講の義務が発生します。

 

受講の期限は、現在介護現場で働いている方は2024年3月まで、そして、3月以降に入社をされる方は、新卒や中途採用などの採用形態に関わらず、入社後、1年間の受講猶予期間があります。

しかし、研修先の自治体では定員が決まっているため、早めに受講したほうが、直前で焦らなくてよいでしょう。研修は1日で終わるので、気軽に受講されてみてください。

 

 


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   受講方法や申し込み場所
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これまで、認知症介護基礎研修が義務化になった背景や、受講内容をお伝えしてきました。では、実際に受講をする際、どのような手順で申し込みをしたらよいのでしょうか。

申し込み自体は、個人ないし、法人経由でも可能です。

 

ただ、受講場所は自治体や研修センターによって異なります。ネットで検索をする際は「認知症介護基礎研修(スペース)、現在お住まいの都道府県」を入れて調べるとよいでしょう。

気になる費用は、受講費が無料で教材費が1000円、のところがほとんどです。どんなに高くても、1万円以内には収まるのではないでしょうか。

 

ちなみに、介護職員初任者研修では、8万円ほど費用を負担しなければいけません。

初任者研修も、研修免除の対象資格のひとつです。認知症介護基礎研修と対比して使用されることが多いですが、内容は全く異なります。

簡単にいうと、認知症介護基礎研修は「認知症に特化した研修」で、介護職員初任者研修は「介護業務に関わる知識や技術の習得」となるため、広い範囲で介護スキルを身につけなければいけません。

 

 


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       まとめ
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いかがでしたか。2024年4月より認知症介護基礎研修の資格取得が義務化され介護業界において無資格で働くことができなくなる、ということが分かりました。

難易度もかなり低く、どなたでも取得しやすいい資格になっています。

また、介護に関する資格をまだお持ちでない方は、これを機に、介護職員初任者研修を受講されてみてはいかがでしょうか。

 

大阪介護転職ネット」では、資格取得支援の制度を導入している施設や、未経験の方でも取り組めるよう、手厚い研修サポートを行っている介護施設を多く取り扱っています。

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