指先にささくれができるのはなぜ?予防と正しいケアの方法は?

2023.11.06掲載
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皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。

 

気温が下がってくると、身体にも変化が起こりますよね。例えば、指先のささくれ。空気が乾燥し始めると、指先にささくれができるという人も多いのではないでしょうか。ささくれは、できた本人が痛い思いをするのはもちろん、ささくれのできた指で触れられる人も不快な思いをします。そこで、今回のテーマはささくれです。ささくれができるメカニズムと、予防、ケアの方法について解説します。

 

 

 

 

 

 

 

ささくれができる原因は

ささくれができる原因は2つあります。1つは、空気の乾燥。もう1つは外部からの刺激です。空気は、温度が下がると含むことのできる水分量が減ります。水分飽和度といいますが、これは理科の時間に習った記憶がある人もいるでしょう。水分量の少ない乾燥した空気は、周りから水分を奪うことで安定した状態になろうとします。肌の水分も例外ではありません。

 

気温が下がると血行が悪くなり、汗もかきづらくなるため、皮脂の分泌が減ります。寒い時期の肌はバリア機能が下がった状態です。水分を保持しにくくなっているうえに、油分も少ないので、簡単に水分を奪われてしまいます。この状態の肌にとって外部刺激となるものは、洗浄力の強い洗剤や酸性の強い薬品などだけではありません。冷たい風や熱いお湯も肌から水分、油分を奪うため、日常生活で触れるもののほとんどが刺激物になってしまいます。

 

 

 

なぜ指先にできるの?

ささくれが指先にできるのは、他の部位よりも乾燥しやすいうえに、外部刺激も受けやすいためです。手は、手洗いや食器洗い、掃除などで他よりも水に触れる機会が多い部位です。また、アルコール消毒などは、自然乾燥させるため、水分を奪われる機会も他の部位に比べると多くなります。手は、外気に晒される時間も長いため、乾燥しやすいのです。

 

特にささくれは、指先の爪周りにできますが、できる場所によって実は硬さが違うということをご存じでしょうか。爪の生え際の薄い皮膚が割けてはがれた比較的柔らかいものと、爪の横にできる硬いものの2種類があります。いずれも、乾燥したところに刺激が加わってできている点では同じです。指先は手の中でも血行が悪い部位でありながら、物をつかんだり触ったりする際に圧力が加わります。強い力が加わるほど乾燥した皮膚は割けやすく、割けた部分が乾燥すると硬くなってしまうのです。

 

指先は、もともと乾燥する要素が揃っています。しかも、いろいろなものに触れる指先は、手のひらや手の甲よりも外部刺激を受けやすいため、水分も油分も少ない状態です。爪との間は、手の他の部分よりも水分が残りやすいという欠点もあります。残った水分が蒸発する際に、肌からも水分が奪われるため、冬場でなくても乾燥しやすいのが爪周りです。ですから、バリア機能が下がっている冬場は、他の部位より乾燥が進んでしまいます。膝、肘、かかとなども乾燥しやすい部位ですが、外部刺激で皮膚がめくれたりしやすいのは圧倒的に指先なのです。

 

ささくれを予防する方法は?

ささくれを予防する方法は次の6つです。

  • 肌に付いた水分はしっかり拭き取る
  • 食器洗いや洗濯、掃除の際はゴム手袋やビニール手袋を使用する
  • お湯の温度を熱くしすぎない
  • 暖房使用時は加湿する
  • 外出時は手袋をはめる
  • 保湿ケアをしっかり行う

ささくれの原因は、乾燥と外部刺激です。肌のバリア機能を保持し、外部刺激をできるだけ避けて、水分、油分を奪われないようにすることで、ささくれができるのを防げます。

 

ささくれができた後のケアは?

ささくれができたときは、まず引っかかりやすい部分をはさみなどでカットしましょう。キューティクルニッパーや眉用のはさみを使うと切りやすくて便利です。余分な皮膚を切り取ったら、乾燥を防ぐために、指先全体に尿素配合の保湿クリームや馬油などを塗り、その上から医療用テープで保護しておきましょう。絆創膏でカバーするなら、一般的な絆創膏でなく、治癒タイプの絆創膏がおすすめです。治癒タイプの絆創膏を貼る場合は、保湿クリームなどを塗らずにそのまま貼ります。

 

 

 

 

 

 

 

以上、今回はささくれの原因と、予防やケアの方法を紹介しました。これで指先の痛みや不快な感覚を軽減できたらいいですね。ただし、今回の方法で軽減できるのは指先のささくれで、心にできたささくれは残念ながら治せません。もし、あなたが「今の職場で働き続けるのは限界」と感じているのであれば、大阪介護転職ネット のキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。すぐに転職するかどうかは置いておいて、まずは胸の内を聞いてもらいましょう。実績豊富なキャリアアドバイザーがあなたの声に耳を傾け、良いアドバイスをくれるはずです。