放っておいたらダメ!介護職に多い、にっくき『腰痛』の対処法

2023.07.10掲載
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こんにちは。大阪介護転職ネットです!

現代人特有の身体の不調の中でも多いのが、『腰痛』ですね。

腰痛は、太古の昔、人類が二本の足で立った瞬間に背負わされた宿命と言われています。

まったく、人類の祖先は余計なことをしてくれたわけですが、二足歩行をしなければここまで文明が発達しなかったでしょうし、代償としての腰痛なら仕方がないと言えるのかもしれません。

が、しかーし、宿命だろうが何だろうが痛いものは痛い!何とかして改善しないといろいろなところに支障をきたします。

介護職は腰痛になるリスクが高い職業のひとつですね。筆者の知っている介護職の人たちはみんな腰痛持ちです。

初めのころは軽い痛みで、「これくらいで休むわけにはいかない」と仕事を続けていうるちに悪化して、ヘルニアになってしまう人も少なくありません。

放っておくと介護の仕事を続けることが難しくなってしまう場合もあります。

そんな腰痛を少しでも良くするためにはどうすればよいのか、いろいろな面からのアプローチをご紹介したいと思います。

 

痛みが出たらまずはなんといっても整形外科などの病院を受診し、治療を受けましょう。

症状がヘルニアまで進んでしまうと、手術!なんてことになってしまう場合がありますが、ほとんどは注射や薬、リハビリといった治療で様子を見ることができます。

また、腰に負担が大きい入浴介護や移動介助などの業務の時は、コルセットなどで腰を補強したり、痛みがひどい時には鎮痛薬を飲んだりして、なるべく痛みからくるストレスを溜めないようにしましょう。

短い時間でも良いので、仕事の合間をみて休憩を取ることも腰痛を悪化させないために必要です。

それでもなかなか良くならない、介護の仕事を続けたいのに、続けることが難しくなってきた、という場合は、職場に事情を話し、一時的に時短勤務や休職ができないかの相談をしましょう。

腰痛のせいで仕事を続けることが難しいと感じたら、ひとりで悩んで辞めると決めてしまわず、管理者や上司に配置転換の相談をしてみるのも良いと思います。

職場の状況によりますが、体の負担が少ない業務に変えてもらえることも十分考えられます。

 

 

職場の理解を得るのが難しい場合はどうするか。思い切って環境を変える方法があります。

例えば、自立していて要介護度が小さい利用者さんの多い、サ高住やケアハウスなどに転職するのも手です。

もしくは、要介護度が重度の利用者さんが多い施設でも、最近では移動リフトや浴室用リフトなどの導入で、介護職員の身体への負担を極力減らす努力をしている施設が増えています。そういった職員への配慮をしてくれる施設への転職は、腰痛のみならず、いろいろな面でプラスになると思います。

 

また、キャリアを変えるのも良い方法と言えます。

身体への負担の少ない職種、サービス提供責任者やケアマネジャーへのキャリアアップにチャレンジすることです。

どちらも新たな資格が必要になりますが、今までの経験や知識を活かせて、より待遇が良くなる可能性が大です。

やってみようかな、やってみたいな、という人は、とりあえずやってみましょう!

次に、自分自身でできる方法として、マインドフルネスも効果的です。瞑想や呼吸法、ヨガなどですね。

瞑想は座禅のように本格的にしなくても大丈夫です。静かに座って「今」の自分に向き合うだけで十分です。どうしても過去の失敗や将来への不安が浮かんできてしまうと思いますが、まずは頭の中を空っぽにする気持ちで、意識を「今」に向けます。

その時、同時に自分の呼吸にも意識を向けて、ゆっくりと腹式呼吸をしましょう。だんだんと気持ちが穏やかになり、リラックスできます。

ヨガは、精神的な安定が目的で、簡単なポーズを取りながら「今」という瞬間に意識を向けます。心が穏やかになり、運動不足も解消でき、続けることで腰痛がだんだんと良くなっていきます。

瞑想のためのアプリを利用したり、動画サイトなどのたくさんのヨガ動画などを参考にして、出来そうなものや自分に合いそうなものを選んでやってみることは、決して無駄ではないでしょう。

まとめとして、介護職の多く方たちの方たちが悩んでいる腰痛ですが、そのまま放っておかずに、良くするための一歩を踏み出しましょう。

痛いと思ったら病院へ、それでも悪化してしまうようだったら周りに相談を。同じ悩みを抱えている仲間が多い環境だからこそ、理解してくれる人が必ずいます。

腰痛やヘルニアは、自分自身のキャリアを見つめ直す、良いタイミングであるのかもしれません。

「環境を変えたいけれどどうしたらよいかわからない」「キャリアアップする方法が分からない」という人は、大阪介護転職ネットへご相談ください。

あなたにしっかり向かい合い、全力で応援します!

 

 

 

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