「転職「失敗例と成功例」」

2020.02.24掲載
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お役立ち情報

転職「失敗例と成功例」

 

転職した人の中には、転職を後悔した失敗例と転職して良かったと思う成功例があるのが現実です。今回は、失敗しないためのコツを失敗と成功の事例から見ていきます。

転職に失敗した事例

 

介護職としてデイサービスで働くAさん、収入を増やしたいという思いから転職を決断、夜勤のある特別養護老人ホームへ転職しました。

特別養護老人ホームを選んだ理由

・夜勤があり手当が付くので収入アップが見込める。

・デイサービスでも食事介助や入浴介助に携わっていたので経験が活かせる。

・デイサービスよりも利用者本人からの要望が少ない。

このような理由で転職して約3か月経過した頃、デイサービスが良かったと後悔。

 

後悔している理由

・収入は増えたが、夜勤の生活リズムに合わせるのが難しく寝不足や体調不良気味。

・デイサービスでの経験だけでは、特別養護老人ホームでは経験不足・実力不足で戦力にならない。

・夜勤時は人員が減るので業務が多く、急変時の対応など医療的な要素を含む業務が不安。

 

それまでの経験などで対応できるだろうという思い込みのまま、勤務条件の魅力だけで夜勤ある職場へ転職したことが理由であると考えられます。

 

 

 

転職して成功した事例

介護職としてデイサービスで働くBさん、働き方を選びたい・スキルアップしたいという理由でリハビリ特化型デイサービスの転職をしました。

リハビリ特化型デイサービスを選んだ理由

・一般的なデイサービスとは異なり、利用者さんの利用時間が短いため勤務時間に幅がある。

・区分的にはデイサービスに当てはまるので経験を活かせた介助できる。

・介護職員初任者研修を取得しているが、将来的に介護福祉士を目指したいので専門的な知識や経験を積みたい。

このような理由で転職して約3か月経過した頃には、リハビリ特化型デイサービスのやりがいに日々充実。勤務時間に幅があるため、スキルアップの学習時間も確保できている。

 

転職が良かったと思える理由

・勤務時間に幅があるので収入は少し減ったが、目標に向かっているという充実感がある。

・デイサービスでの経験が、リハビリ特化型デイサービスでの送迎時などに活かせて利用者さんの評判もいい。

・理学療法士さんと関わることが多くなり、専門的な知識を吸収でき満足度がより高まっている。

自分の希望する働き方、目標達成のために働いていることなど、やりがいや満足度を求めて働けていることが、収入は減っても転職して良かったと思える理由となっています。

 

まとめ

失敗例と成功例を見てきましたが、転職には自己分析が重要な要素となっています。その上で、満足度や勤務環境という項目が納得いく転職先を選ぶことが失敗しないためには欠かせません。