部屋を出入りするだけで体調が悪くなる!もしかして寒暖差アレルギー?
皆さんこんにちは、 大阪介護転職ネット です。寒い季節、咳やくしゃみが出たら、皆さんはどうしますか? 風邪を引いたかな? と思って、風邪薬を飲む人が多いかもしれませんね。しかし、その症状、本当に風邪なのでしょうか? 寒暖差アレルギーなら、風邪薬では治りません。そこで、今回は寒暖差アレルギーの症状と予防や対策の方法について解説します。
寒暖差アレルギーとは?
寒暖差アレルギーとは、急激な温度変化によって生じるアレルギーに似た症状のことです。7℃以上の急な温度差によって生じると言われています。アレルゲンが原因ではないため、厳密にはアレルギーではありません。
自律神経が乱れ、鼻やのどの粘膜が敏感に反応することによって発症する体調不良です。自律神経には体温を一定保つ働きもあるのですが、温度変化が急かつ大きい場合には、正常に働かなくなってしまうためです。耳鼻科などを受診すると「血管運動性鼻炎」という病名が付けられます。
寒暖差アレルギーが発症するのはどんなとき?
朝晩と日中の気温差が大きい季節の変わり目や、温度差の大きい部屋と屋外の出入りをするときです。不規則な生活で寝不足になっているときや、ストレスが溜まっているときなどに起こりやすいと言われています。
寒暖差アレルギーの症状
鼻水や鼻づまり、くしゃみ、咳、頭痛など風邪に似た症状がメインです。ほかに、蕁麻疹や食欲減退などの症状が起こることがあります。
風邪やアレルギー性鼻炎との見分け方
症状がよく似ているものに、季節性の風邪や、花粉やハウスダストなどに反応して起こるアレルギー性鼻炎があります。素人が見分けるのはとても難しいのですが、見分けるポイントとなるのは以下63つです。
・鼻水の状態
寒暖差アレルギーの鼻水は粘り気がなくサラサラです。それに対して、風邪の鼻水は、色が黄色っぽくねばねばしています。アレルギー性鼻炎の鼻水とは見分けるのが困難です。悪化したときに無職透明から黄色っぽい色に変われば、アレルギー性鼻炎を疑います。。
・鼻づまり
風邪の鼻詰まりは数日間続いた後に徐々に解消されますが、アレルギー性鼻炎の鼻詰まりは不快な症状が長く続きます。それに対して、寒暖差アレルギーの鼻づまりは鼻がムズムズする程度で、それほどひどくはなりません。
・くしゃみ
アレルギー性鼻炎のくしゃみは、激しく何度も続けて出ますが、風邪のくしゃみは続く場合でも3~4回程度で止まりです。それに対して、寒暖差アレルギーのくしゃみはあまり続きません。続く場合でも一時的です。
・目のかゆみ・充血
アレルギー性鼻炎の場合は目のかゆみや充血を伴うことが多いのに対して、風邪や寒暖差アレルギーで目のかゆみや充血が現れることはありません。
・熱
風邪は微熱が出ることがありますが、アレルギー性鼻炎の場合は熱が出ることは稀です。寒暖差アレルギーで熱が出ることはありません。
寒暖差アレルギーを予防・対処する方法
寒暖差アレルギーを防いだり、症状を抑えたりしたいのであれば、ぜひ以下の方法を試してみましょう。
- 体感温度の差をできるだけ小さくする
温度変化によって自律神経を乱されなければよいので、注意するのは実際の気温差ではなく、体感温度の急激な変化です。脱ぎ着しやすい服装で体感温度をできるだけ一定に保つようにしましょう。カーディガンやセーターの他に、マフラーやスカーフ、手袋なども効果的です。
- マスクをつける
マスクをつけることによって、呼吸をする際に、鼻や喉の粘膜に冷たい空気が直接触れるのを防げます。
- 自律神経のバランスを整える
寒暖差アレルギーは、不規則な生活をしているときやストレスが溜まったときに起こりやすいと言われています。自律神経のバランスを整えて、発症や悪化を防ぎましょう。十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動などが自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
いかがでしたか、寒暖差アレルギーは、風邪やアレルギー性鼻炎に近い症状が現れますが、ウイルスやアレルゲン物質が原因ではありません。温度差が原因で起こる自律神経のトラブルが原因ですから、正しい見極めが重要です。
寒暖差アレルギーは、ストレスや寝不足によって症状が出やすくなるともいわれていますから、強いストレスがかかり続けている場合や十分な睡眠をとれないような働き方をしている場合は、転職を考えた方がよいかもしれません。
もし、転職を検討するなら、大阪介護転職ネット のキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。実績豊富なキャリアアドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、転職先を一緒に探してくれますよ。