仕事の消滅は始まっている?!AIテクノロジーの進化で介護職はどうなる?
こんにちは。大阪介護転職ネットです!
皆さんは近い将来、今ある職業のうち、約半数の47%がなくなってしまうという話を
聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは2013年に発表された、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授の論文、
「雇用の未来」に書かれていることですが、この論文をきっかけに世界中で大論争を
巻き起こしたのは記憶に新しいと思います。
オズボーン氏は、AIテクノロジーの進化により、なくなってしまうであろう具体的な
702の職種に言及したため、世界中に衝撃が走りました。
では47%の職種がなくなるとして、失業率が47%になるのでしょうか。
世界中の人たちの半数近くが無職になってしまうのでしょうか。
いえいえ、オズボーン氏の話をきちんと聞けばそうではないことがわかります。
この論文で氏が伝えたかったのは、AIが人類にとってかわるということではなく、
人類はテクノロジーによって、新しい雇用の機会を得ることができるということです。
日本は少子高齢化が進んでいて、今後労働力不足がさらに深刻化していくでしょう。
そんな時、テクノロジーはその労働力不足を補ってくれるものである、という考え方ですね。
介護職はどうでしょう。
結論から言うと、なくなりません。
介護の仕事は心と心がかかわる仕事であり、人の心を理解したり、読み解く力が必要だったり、
微妙なさじ加減で介助や介護をしなければなりません。これをAIがやろうとしても出来ないのです。
AI(人工知能)は目覚ましい進歩をしていますが、AIが得意なのは計算です。
現在のAIは自分自身で考えることが出来ません。
介護の現場でとても役に立つロボットが開発されたとしても、
根本的な、一番大切な、心のケアがAIには出来ないのです。
やっぱり、人を相手にする仕事は人がするべきなのですね。
筆者の知っている介護職に就いている人たちは、どの人もみんな心根が優しくて良い人ばかりです
(筆者の弟も介護職ですが、確かに優しい、いい奴です)。
そんな介護の現場の人たちが、みんなAIになってしまったらと想像すると、
筆者はとても恐ろしく感じてしまうのです。
そうなったらきっと、すぐにターミネーターの世界になってしまうに違いありません。
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